こんにちは、「黒耳アジング研究所」運営者の黒耳です。
この記事を読んでいるあなたは、 「アジング、なんだか面白そう」 「釣りをやったことないけど、ちょっと始めてみたい」 と、ワクワクしているかもしれません。
わかります。僕(黒耳)も5年前、まったく同じ気持ちで、この釣りを始めました。 アジングは、手軽な道具で、身近な漁港で、食べても美味しい「アジ」が釣れる、ゲーム性と手軽さが最高の釣りです。
でも、同時にこうも思っていませんか?
こんな不安、ありませんか?
- 「道具が多すぎて、何から揃えればいいの?」
- 「専門用語(ティップとかラインとか)が難しそう…」
- 「本当に自分でも釣れるのかな?」
- 「周りに教えてくれる人がいなくて不安…」
この記事は、そんな「アジングをこれから始めたい」あなたが、迷わずに「最初の一匹」と出会うために、僕が4年間で学んだ「これだけは!」というポイントを、4つのステップにまとめた「ナビゲート・マップ」です。
難しい話は抜きにして、「なぜそれが必要か」という「論理」だけをシンプルに解説していきます。 この記事を読み終える頃には、あなたはアジングを始めるための「自信」と「具体的な手順」を手にしているはずです。
僕と一緒に、最高にエキサイティングなアジングの世界へ、最初の一歩を踏み出しましょう!
STEP 1: 【準備編】アジングって、どんな釣り?
まず、アジングが「どんな釣り」で、「何が楽しいのか」を知っておきましょう。 ゴールがわかれば、準備も楽しくなります。
1-1. ゴール:身近な「アジ」をルアーで釣る
アジングとは、エサ(アミエビなど)ではなく、「ルアー(ニセモノのエサ)」を使って「アジ」を釣る釣りのことです。
小さな針とオモリが一体化した「ジグヘッド」と呼ばれるものに、「ワーム」という柔らかいプラスチック製のルアーをセットして使います。
エサで手が汚れることもなく、コマセ(寄せエサ)で釣り場を汚す必要もありません。
Tシャツに短パンでも行けるような「身近な漁港」で、仕事帰りに1時間だけ、なんて楽しみ方ができるのが最大の特徴です。
1-2. 最高の楽しみ:「コッ」→「ピッ!」のゲーム性
アジングのいちばんの魅力は、アジがルアーに触れた瞬間に、手元に「コッ」と伝わる、あの小さな「アタリ(情報)」です。
アジは、ルアーを「エサかな?」と吸い込みますが、「あれ、違う」と判断したら、0.コンマ数秒で吐き出してしまいます。
その「吸い込んだ瞬間(=コッ)」を感じ取って、手首で「ピッ!」と竿先を動かし、針にかける(=アワセる)。
この超高速の「情報(コッ)」→「実行(ピッ!)」のゲーム性こそが、アジングの「沼」であり、僕たちが夢中になる理由です。
この「情報」を感じ取るために、僕たちは道具(センサー)にこだわるわけですね。
1-3. 主な戦場:「常夜灯」のある漁港
アジングは、主に「夜」に行います。 なぜなら、アジのエサとなる動物性プランクトンや小魚が、
漁港の「常夜灯(じょうやとう)」の光に集まってくる性質(走光性)があるからです。
プランクトンが集まる ↓ それを食べに小魚が集まる ↓ その両方を食べに「アジ」も集まってくる
という、小さな「食物連鎖」が、常夜灯の真下で起きているんです。
(出典:国立研究開発法人 水産研究・教育機構などの研究情報が、こうした海の生態系の基礎となっています)
仕事や学校が終わったあとの「夜」、ふらっと漁港に行って、この「アジが集まる場所」を狙い撃ちできるのも、アジングの魅力ですね。
STEP 2: 【道具編】「1g」と「アタリ」を感じるセンサーを揃える
STEP 1で説明した「コッ」という小さなアタリは、アジング専用の「道具(センサー)」がないと、残念ながら、ほぼ感じることができません。
「釣具屋の5,000円の万能竿セット」では、この「アタリ」がわからず、「アジングってつまらない」「エサ釣りの方が釣れる」と辞めてしまう人が本当に多いんです。
4年前の僕も、そうなりかけました。何をやってるか全くわからなかったんです。
あなたが「最初の一匹」と出会い、アジングの「本当の楽しさ」を知るために。
「黒耳アジング研究所」として、「これだけは揃えてほしい」という道具を、理由とあわせて紹介します。
2-1. なぜ「専用道具」が必要なのか?
アジングで使うルアー(ジグヘッド+ワーム)は「1g」が基本です。
「1g」って、1円玉1枚の重さですよ?
その「1g」の重さを感じ、「コッ」というアタリを感じるためには、
道具全体が超・高感度な「センサー」として機能する必要があります。
#### 1. 竿(ロッド)
1gの重みでしなやかに曲がり、ルアーの存在を感じ取れる「専用の竿先(ティップ)」が命です。硬い万能竿では、1gの重みなんて「ゼロ」にしか感じられません。
#### 2. リール
「ゆっくり(1秒で1回転)」スムーズに巻けることが重要です。安いリールだと「ガタ」や「巻きブレ」があり、そのノイズがアタリを消してしまいます。アタリに集中できる「ノイズの無い」リールが必要です。
#### 3. ライン(糸)
アタリを消さずに伝達する「伸びないエステルライン」が主流です。ナイロンラインは伸びるので、「コッ」というアタリが「ビヨーン」と吸収されてしまい、手元に届きません。
「じゃあ、いくらで揃うの?」と思いますよね。 僕が「もし5年前に戻って、ゼロから買い直すなら」という視点で、「センサー」として機能する「最低限の投資」を「1.5万円」と結論づけ、
ロッドとリールに分けてその「比較検証レポート」と「具体的な道具」を、こちらの記事にすべてまとめました。
アジングを本気で楽しみたいなら、まず、この記事を読んで「センサー」を揃えることから始めてください。
2-2. 必須科目:「リーダー」を結ぶ
上記で推奨する「エステルライン(伸びない糸)」は、アタリが伝わりやすい反面、衝撃に弱く、プツンと切れたりします。 そのため、かならず「リーダー」という「保護糸(フロロカーボン製が多い)」を先端に結ぶ必要があります。
これが、アジングを始めるうえでの「最初のカベ」であり「必須科目」です。 「糸と糸を結ぶ」なんて難しそうですが、これは練習すれば誰でもできます。
僕が4年間使っている、いちばん簡単で、じゅうぶん強い結び方をこちらで解説しています。
→ [>] リーダーの結び方(黒耳が4年愛用する簡単な方法)
STEP 3: 【実践編】いざ、初めての「一匹」へ!
おめでとうございます! これで「アジングとは何か(知識)」と「センサー(道具)」が揃いました。 「リーダー」も練習してきましたね?
いよいよ、海へ「最初の一匹」を探しに行きましょう。 やることはシンプルです。STEP 1で学んだ「アジの論理」を実行するだけです。
3-1. 【いつ?】「夕方」か「朝方」がベスト
アジが最も活発にエサを探し回る「時合い(じあい)」を狙います。 それは、「夕方(日が沈む前後)」と「朝方(日が昇る前後)」です。これを通称「マズメ時」と呼びます。
この時間帯は、アジの「捕食スイッチ」が入って、警戒心よりも食欲が勝る「ゴールデンタイム」です。 まずはこの「ゴールデンタイム」に釣り場に立ってみましょう。(もちろん、STEP 1-3で解説した通り、常夜灯があれば真夜中でも釣れますよ)
3-2. 【どこで?】「常夜灯」の「明暗のキワ」を狙う
漁港についたら、まず「常夜灯」をさがします。 そして、水面を見て、「光が当たっている明るい場所」と「光が当たっていない暗い場所」の「さかいめ(=明暗のキワ)」を見つけます。
アジは、安全な「暗い場所」に隠れながら、光に集まったエサ(プランクトンなど)が「明るい場所」から流れてくるのを待っています。 あなたがルアーを投げるのは、この「明暗のキワ」です。
明るい場所のど真ん中や、真っ暗闇の中を狙うよりも、まずはこの「キワ」を狙うのが最も効率的です。
(※この「キワ」の具体的な見つけ方は、こちらの記事で詳しく解説しています) → [>] 【場所特定なし】アジが釣れる『常夜灯』の基本的な見方
3-3. 【どう釣る?】「超スローなただ巻き」
アジのエサ(プランクトン)は、海を「ふわふわ」と漂っています。 激しく逃げ回るルアーは、アジは好みません。(小魚を追い回している時は別ですが、基本はプランクトンです)
ルアーを「明暗のキワ」に投げたら、すぐにリールを巻きはじめます。 巻くスピードは、**「1秒でハンドル1回転」**くらいの、「超スローな『ただ巻き』」です。
「ただ巻き」の基本操作
- ルアーを投げる(キャスト)。
- 糸がふけている(たるんでいる)状態を、リールを巻いてピンと張る。
- 竿の先(ロッドティップ)を、すこし「上」(時計の10時くらい)に向けて固定する。
- 「1秒に1回転」くらいの超スローなスピードで、リールを「一定」に巻き続ける。
※ルアーが沈みすぎないように、竿の先を上に向けるのがコツです。これにより、ルアーが水面近くの「漂うプランクトン層」を泳いでくれます。
これが、「プランクトン」が「漂っている」感じを、いちばん「えんしゅつ」できる、最強のキホン操作です。
(※この「ただ巻き」の具体的なコツは、こちらの記事で深掘りしています) → [>] 基本の「ただ巻き」解説。釣れない時のチェック項目
3-4. 【どう合わせる?】「コッ」→「ピッ!」
「センサー(専用道具)」に意識を集中し、「超スローなただ巻き」をしていると、必ず「その瞬間」が訪れます。
あなたの「手」に、
「コッ」
あるいは、
「モゾッ…」(急に重みが消える、ルアーが手前に押される感じ)
「フワッ…」(1gの重みすら消える、ラインがたるむ)
それが、あなたが揃えた「センサー」がとらえた「アタリ(情報)」です!
アタリを感じたら、「手首(てくび)だけ」をつかって、竿の先を「ピッ!」と、小さく、するどく、上にあげます。 これが「アワセ(=フッキング)」です。
【注意】大アワセは厳禁! バス釣りやエサ釣りのように、腕全体で「オリャ!」と大きく合わせるのはNGです。 アジの口はとても弱く(紙のように)、大アワセをすると口が切れてバレてしまいます(これを「口切れ」と呼びます)。 あくまで「手首のスナップ」だけで、針先を「カケる」イメージです。
「コッ」→「ピッ!」 この「情報検知→実行」が成功すれば、竿にアジの「ブルブルッ!」という、命の重みが乗るはずです!
STEP 4: 【釣れた!】アジの持ちかえり方
おめでとうございます!それがあなたの「最初の一匹」です!
釣れたら、慌てずゆっくりとリールを巻いて、水面から抜き上げましょう。 アジは毒のあるヒレはありませんが、「ゼイゴ」という硬いトゲトゲが横腹にありますし、ヌルヌルしています。
釣れたら必須のアイテム
- アジばさみ(魚つかみ) アジを素手で触るとアジにヤケドさせてしまい、リリースする場合に弱ってしまいます。また、針を外すときも安全です。
- 針外し(フォーセップ) アジが針を飲み込んでしまった時に、これがあると安全かつ素早く外せます。
- クーラーボックス(と氷) アジは「青魚」なのですぐに鮮度が落ちます。美味しく食べるために、塩氷を入れた「クーラーボックス」を必ず持って行って、釣れたらすぐに入れてあげましょう。
キャッチ&イート(釣って食べる)もアジングの最高の楽しみです。 でも、小さいアジ(15cm以下)は、できるだけ海に返してあげると(リリース)、未来にもっと大きなアジが釣れるようになりますよ。
まとめ:ようこそ、「黒耳アジング研究所」へ
これが、「アジングをこれから始める」あなたが、「最初の一匹」と出会うための、最短ロードマップです。
このロードマップで釣れた「一匹」は、「運」や「まぐれ」ではありません。 あなたが「アジの論理」を学び、「センサー(道具)」を揃え、「正しい手順(いつ、どこで、どう釣るか)」を「実行」した、「論理的」な成果です。
この「一匹」が釣れたら、あなたはもう「アジング初心者」ではありません。 僕と同じ、「アジングの沼」にハマった「アングラー」の一員です。
そして、ここからが「沼」の本当の入り口です。
ようこそ、次の「カベ」へ
- 「アタリはあるのに、釣れない(掛からない)…」
- 「今日は、ただ巻きじゃダメみたいだ…」
- 「アジがどこにいるか、さっぱりわからない…」
- 「もっと大きいサイズが釣りたい…」
これから、あなたは必ず「次のカベ」にぶつかるはずです。 そうなったら、「黒耳アジング研究所」の「中級者むけ(テクニック実験室)」の記事を読みにきてください。 僕も、あなたとおなじ「中級者」として、いっしょに悩み、いっしょに「次の答え」をさがしています。
まずは、このロードマップで「最高の一匹」と出会ってきてください! あなたの「最初の一匹」の釣果報告を、REALITYの配信や、X(Twitter)でまっています。応援してます!